J*の手しごと | 心に余韻を感じる生き方ができたら....もう少しゆっくり、優しい時間を大切にしたい。

ウチの「からみ餅」

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母の実家は川越近くの農家です。魚は滅多に食べられなかったそうで(埼玉だもん)、子供の頃のタンパク源は庭に放ってある鶏の卵や🐸程度だったと思います。毎日の食事は、自家製の味噌(三年寝かせるのが常識)、醤油(専門業者がしぼってくれる)、自分たちで作った米や旬の野菜に手打ちうどん位だったようです。毎日は豪華でないけど、戦争中も白米食べてたらしいから、やっぱり農家は強いですよねぇ。

毎年、この時期になると倉庫から臼と杵を出してきて、何回ももち米を蒸して一日ががりで餅をついてました。そんなつきたての柔らかいお餅で食べるのが「からみ餅」。(硬くなったお餅で作る時は、茹でてフワフワにします)

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基本の作り方は、すり鉢で炒りたての金ゴマ(母の実家で作っていて、今でも母はその金ゴマしか食べません)をすり、そこに大根おろし、白ネギ、柚の皮、七味唐辛子、もみ海苔、醤油を投入。それをお餅にからめていただきます。大根も根っこの方を使うと、毛穴がバーっと開くくらい辛いの クセになります。

食べてから気づいた。もみ海苔忘れました...何か色が足りないと思ったよ

ところで、夏の冷や汁と言えば宮崎が有名だけど、母の実家でも冷や汁を食べてました。海のものが手に入りにくいのもあるけど、宮崎と違って中身も作り方も簡単です。

すり鉢で金ゴマをすり、そこに実が入ってしまったキュウリ(大きくなってしまったもの)の薄切りを塩もみしたもの、ネギ、大葉、味噌、氷水を投入してまぜまぜ。シンプルだけど、自家製のものばかり。しかもキュウリは育ててないと手に入らない収穫忘れの瓜みたいなキュウリ。普通のキュウリだとクタクタして美味しくないの。家庭菜園で収穫に行けず、うっかり大きくなってしまったキュウリは、捨てずにこうやって食べきってあげてくださいませ

私が、今の食養が気に入り、とっても素直に受け入れられるのは、時々でも昔のこうした土と共に生きる生活を見て、聞いて、味わってこられたおかげかなって思っています。

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